2011.03.09
余命2年。残された時間をあなたならどう生きるか?
先日、起業家スクールのOB会が開催された。
その際、15年前の創業の際に大変お世話になった社長さまが講演をされたのですが、今の私にとってとてもかけがえのない話を聞かせてもらうことができた。
この社長さまは、今から3年前に余命2年の宣告を受けた。
残された時間の過ごし方を考えた時に3つの選択肢が生まれたそうです。
1つ目は、自分の好きな事をして楽しく過ごすこと。
2つ目は、今までどおりの日常を何事もなく過ごしていくこと。
3つ目は、お世話になった方々にお役に立てることをして過ごすこと。
そしてこの社長さまは、3つ目の生き方を選択された。
そうすると、今までとまったく違った世界が開けて、毎日が素晴らしく輝きだしたそうです。
そして、今は余命2年を超え3年目の人生が開けているのです。
私から見てこの社長さまは、以前から人のために生きているように見えましたし、現に私も色々なサポートやアドバイスをたくさんいただいた恩師です。
肝心なことは、事が起こったから「人のために」と考えたわけではなく、普段からそのような価値観を育てておられた結果が、今の志と結果をもたらしているということではないだろうか?
命には限りがあります。
しかし、そのことを意識し過ごすことは普段なかなかできないのが正直なところです。
「余命2年。残された時間をあなたならどう生きるか?」
そう問いかけられた時、
「まだまだだなぁ。まだまだ足りないなぁ。」
そう感じずにはいられませんでした。感謝です。
2011年のテーマ「集中」
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1、ベンチマーク・・・成長企業など5社への訪問インタビュー
2、新たな柱の構築・・・新サービスを主軸に成長させる
3、人財育成の強化・・・社内研修制度を再構築
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