2009.01.07
不況克服の心得 十か条 松下幸之助
今日は小売会社にこもって自分の仕事を黙々とこなしました。
さて、少し遡りますが、毎年1月の初出の日に、メーカーの販売会社の方が
ご挨拶にこられます。
昔は「初荷」といって、その年一発目の納品物と共に新年の挨拶をする風習が
あったのですが、今では普通の挨拶周りになっています。
それでもお店の前で、担当者が大きな声で三三七拍子をする時には気が引き
締まります。
その際、「松下幸之助 不況克服の心得 十か条」なるものをいただきました。
第一条 「不況またよし」と考える
第二条 原点に返って、志を堅持する
第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
第四条 不退転の覚悟で取り組む
第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
第六条 時には一服して待つ
第七条 人材育成に力を注ぐ
第八条 「責任は我にあり」の自覚を
第九条 打てば響く組織づくりを進める
第十条 日頃からなすべきをなしておく
好不況に関わらず、商売において大切なことが書かれています。
特に「第十条 日頃からなすべきをなしておく」は悪くなってから慌てても遅い
と言われているようで、常日頃の行いについて考えさせられる一文です。
松下幸之助翁は、数々の名言を残しておられますが、私が印象に残っている言葉は
「身の丈経営」です。
第三条にも書かれていますが、自らの力量に沿って経営を行なうことが如何に大切か
を説いておられます。
もちろん、小さく考えて、こじんまりと生きろと言う意味ではありません。
成長を思考することは大切です。
ここで言いたいのは、やりたいこと、できること、できないこと、やってはいけないこと、
やるべきことを理解せずに、むやみに拡大したり、新しいことに飛びつくと必ず会社は
おかしくなるという摂理みたいなものを説いています。
社長として、会社を成長発展させるために、やるべきことをしっかりと見据え、経営に
取り組まなければなりません。
今年は理念を深め、不退転の覚悟で臨みたいと思います!
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エクスト社長 高畑欽哉の2009年度テーマ!
心・・・本当の強さ(人を幸せにする)
技・・・戦術を磨く(現場第一主義)
体・・・腹筋を割る(心身ともに強靭に)
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